Community guidelines
コミュニティガイドライン
このガイドラインは、Knockを使ってくださるすべての方が、安心して、のびやかに、自分らしくいられる場をつくるためのものです。
ルールというより、「みんなで大切にしたいお約束」として受けとっていただけたら嬉しいです。
1. 私たちのスタンス
Knockは、脳卒中サバイバーをはじめとする障害当事者の方、ご家族、支援者の方、
そしてちょっと気になって覗いてくれたすべての方のための、やわらかな居場所です。
同じ病気、同じ症状でも、経験は人それぞれ違います。
右片麻痺の方もいれば、左片麻痺の方もいる。
失語の方、高次脳機能障がいの方、発症から数週間の方、10年以上の方──
そのどれもが本物で、どれもが尊い物語です。
だから私たちは、「正解」でそろえる場所ではなく、「違い」が並ぶ場所をめざしています。
- ひとつの症状にも、たくさんのグラデーションがあります。
- ひとつの 「うまくいった方法」は、誰かにとっての 「つらい方法」かもしれません。
- 専門職の知識も、当事者の知恵も、家族の視点も、ぜんぶ大切な経験です。
ここでは、誰かを上からジャッジするのではなく、「そういう道もあるんだね」と、となりに並んで聴きあう姿勢を大切にしたい。
弱さを隠さなくていい。強がらなくていい。
今日できたことも、今日できなかったことも、どちらもあなたの一歩です。
体温のあるマッチングは、この姿勢の上にしか成り立たないと、私たちは信じています。
2. 守ってほしいこと
Knockには、今日の一歩の投稿、動画の視聴、オンライン交流会・検索機能など、いろいろな入口があります。
どの入口でも、以下の5つをそっと心に置いておいていただけると助かります。
あなたの経験として語ってください
「〇〇の人はみんなこう」ではなく、「私はこう感じました」と主語を置いてみてください。
経験はあなたのもの。だからこそ、誰かの心に届きます。
他の人の経験を、評価ではなく受け取ってみてください
「それは甘えだ」「気持ちの問題」「私はもっと頑張った」 そういう言葉は、投稿した人の一日を長く重たくしてしまいます。
代わりに、「読んでくれてありがとう」「私もそうだった」と気持ちを交換できたら素敵です。
医療・リハビリの情報はやさしく扱ってください
具体的な治療法、薬、手技、リハビリメニューなどの情報は、人によって適・不適が分かれます。
「私に効いた」「主治医に相談した上で試している」など、背景を添えていただけると安心です。
医療アドバイスは、最終的に必ず主治医・担当セラピストと相談してください。
個人情報は、自分のぶんも、ひとのぶんも、ていねいに
実名、住所、病院名、家族の顔写真や名前などは、公開の可否を慎重に。
他の参加者のことを交流会などで話される際は、可能ならニックネームにするなど、お互いを守りあう配慮をお願いします。
イベントは「参加する人」「主催する人」の両方をリスペクトして
参加申込後にキャンセルが必要になったら、なるべく早めに主催者へご連絡を。
主催者の方も、参加者の配慮事項(車椅子、失語、介助の有無など)を事前に確認し、
「来てよかった」と思えるあたたかい場づくりにご協力ください。
次のような言動・行動は
ご遠慮ください
以下は、ノックのコミュニティを守るために控えていただきたい行動です。
- 医療・リハビリ・健康食品・サプリ等の効果を断定的にうたう投稿
- 宗教・政治・ネットワークビジネスへの勧誘
- 金銭・物品の個人間取引を促す投稿
- 他の方の投稿・写真・動画・記事の無断転載
- Knock/ぼこでこの名前を使った、未承認の募金・物販・セミナー告知
- ハラスメント、暴力、自傷・自死を助長する表現
- 運営・他の参加者へのなりすまし、虚偽の経歴
3. 不適切な行動が見られた場合
もし、上のお願いから外れてしまう投稿や行動が見つかったとき、Knock運営は、以下のような順序で、できるだけ穏やかに対応します。
やさしい声かけ
まずは、運営から該当の方に個別メッセージやコメントでお声がけします。「こんな意図でしょうか?」「こう直していただけると安心です」など、すぐに削除やブロックはせず、対話を先にさせていただきます。
投稿の非表示・修正依頼
対話で解決が難しい場合や、影響範囲が大きい投稿については、該当の投稿を一時的に非表示にし、修正・再投稿のご相談をします。
アカウントの利用制限・停止
繰り返し同様の行動が見られる場合、または差別・中傷・勧誘など、コミュニティの安全を明らかに損なう行為の場合は、事前の通知のうえで、アカウントの機能制限や停止をお願いすることがあります。
通報・法的対応
緊急性が高い場合(自他への危害、犯罪予告、重大な名誉毀損など)は、ステップを飛ばして、速やかに警察・関係機関への相談や、法的対応をとることがあります。
通報・ご相談について
「この投稿、ちょっと気になるな」と感じたら、どうか一人で抱え込まず、下記の窓口までお知らせください。
Knock運営窓口(NPO法人ぼこでこ)
通報内容は、通報者のプライバシーを守ったうえで取り扱います。 通報したこと自体で、不利益な扱いを受けることは一切ありません。
「誰かを断罪すること」が目的ではなく、「みんなが安心していられる場を守ること」が目的です。
私たちは、その目的のために、丁寧に、粘り強く、対応していきます。
4.
今日の一歩の投稿・
参加実績の活用について
Knockの「今日の一歩」に参加してくださった方のエピソードは、コミュニティ全体の財産として、以下のような形で活用させていただく場合があります。
活用の範囲
サイト内での表示
投稿いただいた「あるある」は、サイト内のあるあるかるた一覧、関連記事、マイページなどに表示されます。投稿時に、ニックネーム/匿名/非公開を自由に選んでいただけます。
記事・コラムへの転載
投稿内容に編集部が共感したとき、ストーリー記事やコラム、運営のまとめ記事に引用させていただく場合があります。個人名など、個人情報の掲載はお控えください。
イベント・展示での活用
脳フェス、キャリアランド、その他の関連イベント、パートナー企業とのインクルーシブ展示などで、投稿いただいた内容を匿名で紹介させていただくことがあります。
個人が特定される形での掲示は、必ず事前のご連絡と同意を経てから行います。
研究・教育・啓発目的での二次利用
大学・医療機関・行政・教育機関との連携において、匿名化・統計化したうえで、研究・教育・啓発の素材として使用させていただくことがあります。営利目的での第三者販売は行いません。
参加実績(イベント等)の活用について
イベントにご参加いただいた方の参加実績(お名前、参加日、参加イベント名)は、以下の目的の範囲でのみ利用します。
- ご本人へのアフターフォロー、次回イベントのご案内
- 支援者・主催者への匿名集計データの提供(◯名参加、など)
- 助成金・行政報告書類等における、匿名化された実績報告
顔写真・動画の扱い
イベント会場では、広報目的の撮影を行うことがあります。撮影範囲は事前にアナウンスし、写りたくない方を選出します。
「自分の写真はやっぱり使わないでほしい」というご連絡は、いつでも受け付けます。
最後に
Knockは、ひとりひとりの「一歩」が少しずつ重なってできている、やわらかな場所です。
時々、言葉が行き違ったり、気持ちがすれ違ったりすることもあるかもしれません。
そんなときは、どうかこのガイドラインを、「責めるための物差し」ではなく、「戻ってくるための小道」として使ってください。
あなたがここにいてくれること、それ自体が、誰かの明日をやさしくKnockする音になっています。